チランジア フンキアナと現在の栽培状況2013年06月23日

フンキアナ
 チランジアの一種、フンキアナを入手した。
 全体に均質できれいに葉がそろっている。入手直後に日差しが強くて葉の一部が焼けたのか茶色くなってしまったが、調子は悪くないらしく、新しい根が出てきた。
 冬の寒さに弱い品種らしく、今まで冬に加温したことがないので上手く育てられるか、少し心配だ。
 最近立て続けにチランジア関連の本を購読して触発されたこともあって、せっかく根が出てきたので着生させようかと思い立った。着生させた方が丈夫に育つらしい。
 今までチランジアの着生を考えたことはないこともないが、樹皮のついていない板で試してすぐカビてしまったので、あきらめていた。何か着生させるのにいいものはないかと身の回りを探し回った結果、割れた素焼きの植木鉢のかけらがあったのを思い出し、よさそうなものに付けて見た。
 チランジアを買ったときにタグがついているときがあるが、そのときに使われている細い針金を利用してフンキアナに残っていた古い根をおさえるように取り付けた。本体が長くて安定しないので、本体の方も針金で支える形に。
フンキアナ現状
 新しく根が出てきたチランジアは、なるべく着生を試みようかなと思っている。
 現状のチランジアの栽培状況は、ウスネオイデス以外は外に出している。今年は参考書を熟読し、遮光用に網状になった布をかぶせている。金属製のラックを利用しているが、いつもは木箱に入れてのせていたが、今年は網をしいてその上に直接載せ、木箱はラックの下に照り返し防止用に置くことにした。木箱の中には水の入った容器を置いて加湿効果をねらう。ラックは2段になっているが、乾燥に強いものは上、湿度が必要なものは下に分けるようにした。
 ラックの置き場は雨は直接あたらず、日照は午前中だけだが、夏は結構暑くなる。水やりは慎重にしなければ。
 先週は雨が多くて枯れた部分が湿っていたので取り除いた。思った以上に枯れた部分がたまっていて、全部集めると片手に一杯くらいになった。ものによっては枯れた部分に水がたまって腐り始めていた。枯れていない葉にも影響しはじめていたので、危なかった。 
 ウスネオイデスは束ねていたのをほぐしてしまっているので、外に出すと風で飛びかねないので、窓際に掛けて育てている。水は霧吹きでやっているが、なるべく窓を開けるように心がけている。花は今も断続的に咲いているが、あまり香りがしない。前回書いた香りは、室内に置いてあったハーブティーのものだったかも。