チランジア 近況2013年11月24日

フンキアナ
 今年は結局10月上旬までチランジアを外に出していた。
 最低気温が15度程度になり、台風が来たので取り込むついでに室内置きに変えた。
 日よけは9月下旬までしたままにした。9月に枯れやすかったのは、置き場所の日照時間が9月の方が長めだったからかなと思う。

 今は例年通り窓際に置いているが、フンキアナだけは寒さに弱いらしいので、夜間は窓からちょっと離れた明るい場所に梱包材(いわゆるプチプチ)に包んで置くようにしている。温度計と一緒に入れているのだが、今のところ20度前後を保持できている。保温にいいと聞いたのだが、意外に効果があって驚いている。このまま真冬も温度が保てればいいけれど。

 ストリクタに花がつきそう。花を見るのは久しぶりなので楽しみだ。

チランジア・猛暑の影響2013年08月18日

 連日30度を超す猛暑で、入手して間もないマグヌシアーナが枯れこんできた。外葉が枯れてきたところに水がたまり、傷みが広がった状態。室内に取り入れて養生しているが、株の根元が黒く変色していて厳しい状態。
 一方、先に室内に取り入れて養生していた傷んでいたイオナンタは、小康状態。色が白く抜けて半透明になっていた部分が、乾燥気味にしていたら硬くなって薄緑になり、トリコームも出てきた。ちょっと期待が持てそう。
 ほかのチランジアに関しては、ベルティナが乾燥気味で葉にみずみずしさがなくなってきた以外は、今のところそれほどダメージはない感じ。
 根が出てきていたブラキカウロスは、順調に複数の根がインテリアバークにくっついて、着生は成功とみている。
 根が出ていたのに取れてしまったカプトメドゥーサは、置き場所をずらして日照時間を減らしてみたら、また根が出てきた。糸で固定しているのがずれやすくて、インテリアバークから浮いてしまい、根がバークにつくのには時間がかかりそう。
 他のものはほとんど根が出てきていない。毎日水をやっているので葉水で十分なのか、暑すぎてバークが乾燥するのが早く、根を下ろす気にならないのか。

チランジア・今の栽培状況2013年07月28日

栽培状況:コルビィ、ブラキカウロス他
 今の栽培環境の写真。
 ほとんどのチランジアをインテリアバークに乗せた。
 ただ乗せただけのものがほとんどだが、うまく乗らないものや新しい根が出ていたものは黒い木綿糸で結いつけた。出かかった根がこすれて取れてしまい、余計なことはしない方がよかったかもしれない。
 写真に写っているチランジアは、手前の下のほうのが最近買ったジュンセアで、中央左がコルビィ。これは以前に開花したものではなく、後に入手した方。開花後子株を育てていた方は、二つ目を入手後まもなく枯れてしまった。ジュンセアとコルビィに乗っている白っぽいものはウスネオイデスの切れ端。短すぎて扱いにくいので他のチランジアにのせてみた。
 コルビィの前回記事
 中央右はブラキカウロス。2年前に入手したものだが、以前に育てていたものとはずいぶん質感が違う。以前のものは葉が布のようにやわらかく表面はなめらかだが見えない凹凸を感じ、銀葉系なのかと思っていた。これは、むしろ以前に育てていたカピタータにそっくりな色と質感。淡い緑で葉にはさほど凹凸はないが、つるっとしているわけでもない。ブラキカウロスは緑葉系らしいが、これなら納得。実は昨年くらいにもう一つブラキカウロスを入手したのだが、そちらは濃い緑色。いかにも緑葉系という感じ。同じ種類なのに、ずいぶん個体差があるようだ。この写真を撮った後、このブラキカウロスから根が出てきた。バークに置いてから根を出した第一号なので、着生に期待している。→ブラキカウロスの前回記事
 写真後方は、奥の濃い緑が昨年唯一残ったつぼ型種のカプトメドゥーサ。根が出てきていたのにバークに結いつけたら大半がこすれとれてしまい、その後残った根も細く乾燥した感じに。一度根が取れたところは後から生えるのだろうか。ちょっと心配だ。
 写真後方右側の白くて細い葉は大きい方のフックシー。他の白っぽいものはハリシー。

チランジア・マグヌシアーナとジュンセア2013年07月27日

マグヌシアーナとジュンセア
 最近入手したチランジア。
 品種名がついていなかったのだが、左側は今まで育てたことがないものだったので下葉が若干黒くなっていたが購入決定。右はジュンセアだと思うが、過去に何度か失敗しているので今度こそはと再挑戦。

 左のほうは、マグヌシアーナじゃないかと思っている。
 下葉の感じはイオナンタに似ていて、葉のつき方はコルビィに似ている。葉は細く、ふわふわと柔らかい。質感は以前育てていたベリッキアーナに似ている。
 下葉が傷んでいるのが気になるので、あまり日射が当たらないところに置いているが、気温が高いので少し心配だ。

 ジュンセアの方は、いままで入手したものに比べて小さめだが、全体がきれいな緑で状態は良さそう。
 強健な品種だというのに今まで失敗した原因を考えてみたが、葉の固さから強光に強い種類だと思い込んでいたのが間違いだったのかなと思う。株の内側が乾きにくいので、室内で水を控える感覚で屋外でも控え気味にしていたが、そこまで乾燥に強くはなかったのかもしれない。
 今回は他の品種と同様、遮光してたっぷり水やりしている。

チランジア・ベルティナ2013年07月24日

ベルティナin竹かご
 ベルティナはここ数年間、竹かごに入れて育てている。短くて吊るせないウスネオイデスなどもいっしょに入れている。
 この品種の情報を持っていないのだけれど、水を好むタイプかなと感じる。買ってしばらくは水をやりすぎて徒長させたりしたが、昨年まで外に置くとき直射日光に短時間当てていた感じでは、真夏の乾燥で弱る印象。竹かごの保湿作用で枯れずにすんだと思っている。
 買ってすぐは葉がよく伸びるので成長が早く感じたが、葉が伸びた後では、新しい葉が出ても下葉が枯れるので、さほど大きくなった感じがしない。
 今年は遮光しているせいか、葉の色がきれいで新しい根も出てきた。さっそくインテリアバークをつけて着生を試みている。
 葉の表面はマットな感じで白っぽい緑なので銀葉系かと思っていたが、もしかしたら緑葉系なのかもしれないと最近思い始めた。どっちなのだろう。
 買ってからしばらくは葉にコシがなくてビロンビロンしていたが、ここ3年くらい室内で過湿に気を付けて育てた期間が長かったからか、葉先が硬くなって見ためがシャープになった。

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