チランジアの栽培2008年09月04日

約一年前にチランジアの栽培について書いたが、栽培容器を木箱にした以外は同じやり方で育てている。冬場は夜にたっぷり水遣りをして昼は窓際に置いて陽にあて、とても調子がよかった。
が、梅雨あたりに下に敷いたミズゴケが乾きにくくなり、白っぽい種類のものが急に傷んだ。残念ながらカプトメデューサが枯れてしまった。葉先はむしろ乾燥しているくらいだったのだが、底の方の葉から傷んだ。濡れたままのミズゴケにずっと接触していたのと、あまり窓を開けずにいたので思いのほか暑くて蒸れてしまったのかもしれない。
最近はミズゴケを濡らし過ぎないように気をつけて、霧吹き中心に水をやっている。緑系の種類は濡れたミズゴケでも傷まず、どれも調子がいい。

茗荷(ミョウガ)の花2008年09月06日

ミョウガの花
意外にきれいな形をしているので、撮影。
実物よりかなり大きく写っています。

チランジア・コンコロール 花芽と子株2008年09月07日

コンコロールの花芽と子株
コンコロール。写真中央が花芽、右下の葉の付け根あたりに見えるのが子株。

 2007年10月中旬に購入。売り場にあったものの多くがオレンジ色をしていたので、紅葉するのを観察しようと全体が緑色のものを選んだ。いまだ変色せず。日照時間が少なめなせいだろうか。
 今までの経験上、チランジアは購入時乾燥気味で葉が硬いことが多かった。初めはそんなものかと思っていたが、水をやっているうちに弾力が増すことが多い。このコンコロールはそんな中でも特に硬かった。
 買ったときは素焼きの粘土細工のような質感で、全く弾力がなく、水分を多めに心がけて育て始めてから一ヶ月くらいでようやく弾力が出た。今でも他と比べると硬めだ。買うときに葉の付け根に横すじが入っているのに気づき、「ワイヤーかなにかで縛ったあとかな」と思っていたが、持ち帰ってすぐ、あまりに弾力がないのでちょっとした衝撃で葉の根元にひびが入るのだと気づいた。あまり状態がよくなかったようだ。
 育て始めてから一ヶ月くらいの頃、ひび割れの一つに1~2mmくらいの子株らしきものを発見。ごく小さいが、葉先が3つくらいに割れた感じの形をしていた。その後すぐにもう一つ見つけたが、あまりに小さいのと葉が硬いので観察しにくく、探すたびに見失って、取れてしまったのだろうとがっかりしていたら、同じものかはわからないが、1つの葉の上に2つ子株が育っていた。
 コンコロールはとても成長が遅く、子株もいまだに1cmにも満たないくらいで、花芽も何週も前に見つけたのに、あまり変化がない。早くに子株ができていたので、「この株はもう枯れかけなのかな。子株のほうを育てることになりそうだ。」と思っていたが、この夏に入って思いがけず花芽を見つけ、親株もちゃんと育っていると確認できてうれしい。写真ではわかりにくいが、花芽は先がわずかに赤紫色をしている。

チランジア・ストリクタ 花芽2008年09月07日

ストリクタ 花芽の変化
ストリクタの花芽の変化。日付は撮影日。

 2007年9月上旬に購入。大きな株だな、と思いつつ葉を整理したら、根元から3つに株別れしていた。購入時に2つ花穂の名残とみられる跡があったので、かなり花を期待していた。今月に入って3つの株に同時に花芽を発見。はじめはカリフラワーのような、白くて丸い感じだったのが、あっという間に赤みを帯びて花穂が伸び出した。コンコロールの成長の遅さとは対照的。
 買ったときから比較的成長は早かったと思う。かなり水を好み日照に弱い種類らしいが、他の種類と同じくらいの頻度で水をやり、陽にもあてた。ほとんど葉焼けもせず、適応力は強そう。
 株によって大きさは異なり、あまり置き位置を変えなかったので日当たりも違っていたが、花芽は同時についた。下の写真が全体像。白っぽいのが花芽。全体写真の左側の大きめな花芽が、上の写真で撮った花芽。

チランジア・ストリクタ つぼみ出現2008年09月11日

ストリクタ 花穂
花穂全体が濃いピンク色に染まり、見た目がカニサボテンの花のようになりました。が、これ全体が花かと思いきや、花びらのように見えた一枚一枚の下から青紫のつぼみが顔を出しはじめました。実際の花はこれからのようです。