チランジア・資材入手2013年07月14日

 連日30度を超す猛暑が続いている。
 チランジアにとっても暑すぎる。今年から導入した遮光用の布は園芸用ではないので、蒸れが気になってきた。
 そんな折に小さめのよしずを見つけたので入手。前面を覆ってみた。風通しがよくなって多少は改善できた。
 9月ころの日照で傷むことが多かったが、今年は遮光しているので、いつもより遅い季節まで外に置こうかと思っている。

 維持するだけでなく、もっといい状態に育てたいという欲が出てきたので、着生させて育てようという気持ちが強くなった。植木鉢のかけらに着生を試みているフンキアナは順調に成長しているが、新しく出た根は枯れたように細くなった。もっといい資材に着生させたいと思い、インテリアバークを入手。共和開発のLサイズのを6リットル。
 現在ためしに10個ほど水につけてアク抜き中。木のアクについて検索してみたところ、色移りしてしまうから抜くようだ。
 10個取り出しても、まだまだたくさん残っている。こんなにたくさんは一度に使い切れないけれど、割安感がある。
 見た目はいかにも木という感じで、見てくれがいい。小さめサイズのチランジアをのせたら見栄えがよさそう。早く試してみたくてうずうずしている。

チランジア テクトラムとフックシー2013年07月21日

テクトラムとフックシー
 チランジアのテクトラム(左)とフックシー(右)。
 テクトラムの前回の記事から2年半。あまり大きくなってないので、もうそんなに経ったのかと驚く。弱ったところがなく、意外に丈夫。トリコームで真っ白に覆われるのが特徴の品種だが、ひんぱんに霧吹きをしているので、緑っぽい。本当にテクトラムなのか半信半疑なのだが、まばらに見えるトリコームは長いので、やっぱりテクトラムなんだろうな。
 買った時から小さな芽がより集った群生状態で、大きさにばらつきはあるが、どれも育っているので小さなボールのよう。
 フックシーは以前の記事で生き残った方。その後もう一つもっと小さいのを入手して、今は二つ。
 写真のフックシーに小さいフックシーがついているが、これは購入時についていた実生のものと思われるものの生き残り。春はきれいな色をしていたが、この猛暑で傷んでしまった。この写真を撮った時点で色が変わってきていて怪しいと思っていたが、今はほぼ枯れてしまった。大きさを測ってみたら1.5cmくらい。購入時数えた時は9つの実生株がついていたが、年々夏に枯れて減っていき、ついに全滅。入手したのは2008年の秋だから、4年半くらい経ったことになる。実生のを育てるのはかなり時間がかかると実感した。フックシー自体、成長はゆっくりに感じる。ここ数年、外に出している期間が短かったせいか、購入直後よりも成長が遅かったように思う。
 2009年の写真つき記事
 2008年購入時の記事

チランジア・銀葉(ハリシー?)2013年07月22日

銀葉・ハリシー?
 チランジアの銀葉系(たぶんハリシーではないかと思っている)の近影。以前の記事の中のどれか2つだと思う。今回撮らなかったがもうひとつも成長中。同じように育てていると、どんどん似た色や質感になってくるので、もはやどれがどれだかわからない。
 ある程度育ってからは、成長する分だけ下葉が枯れて、あまり大きくなった感じがしない。葉が落ちて残った茎の長さを見ると、成長の履歴を感じる。よい環境で育てたなら、下葉も枯れずに豪華な感じになっていたのだろうか。インテリアバークに着生を試みるつもりなのだが、成功したら余分な茎は切ってしまうかもしれないので、記念に撮ってみた一枚。

チランジア・イオナンタの明暗、子株の成長記録2013年07月23日

イオナンタ クランプ他
 上の写真は2つのイオナンタ(右は複数からなるクランプ)。
 一つは中くらいのサイズの時に私が生まれて初めて購入したチランジア。2007年の夏のこと。→過去の記事
 もう一つは2008年秋に成体サイズで購入したもの。購入時は白いトリコームで覆われていた。→過去の記事
 2010年後半には、色も形もサイズもそっくりになって、どっちだったのか見分けがつかなくなった。
 2011年になる頃、片方が開花した。花後に子株が3つでき、ご覧の様なクランプに成長した。親株の方は写真には写っていないが、裏側にほとんど枯れていない状態で開花した時とあまり変わらない状態で残っている。
 もう一方のほう(写真左)は、2011年春頃に先端が腐ったようになって枯れ落ちたが、すぐに新しい芽が出てきて育ち続け、今年の春には元のサイズまで戻っていた。しかし、今年の梅雨に今度は下葉の方がごっそり腐ったようになって枯れてしまった。傷んだ葉は大方取り除いたものの、今も外葉の下部が傷んで色が抜けてしまっている。養生のため室内に取り込み、湿度は保ちつつ水やりを控えている。経験的に復活は厳しいかなと感じている。
 双子のようにそっくりで、同じように育てたのに、ずいぶんと違う結果になった。
 イオナンタの開花からの成長記録
 開花時の記事1(2011年1月)
 開花時の記事2

 ↓子株が出現したところ(2011年4月下旬)
イオナンタ子株出現
 ↓子株が3つ出そろったところ(2011年6月中旬)
イオナンタ子株
 ↓子株の成長過程(2011年11月中旬)
イオナンタ子株成長

チランジア・ベルティナ2013年07月24日

ベルティナin竹かご
 ベルティナはここ数年間、竹かごに入れて育てている。短くて吊るせないウスネオイデスなどもいっしょに入れている。
 この品種の情報を持っていないのだけれど、水を好むタイプかなと感じる。買ってしばらくは水をやりすぎて徒長させたりしたが、昨年まで外に置くとき直射日光に短時間当てていた感じでは、真夏の乾燥で弱る印象。竹かごの保湿作用で枯れずにすんだと思っている。
 買ってすぐは葉がよく伸びるので成長が早く感じたが、葉が伸びた後では、新しい葉が出ても下葉が枯れるので、さほど大きくなった感じがしない。
 今年は遮光しているせいか、葉の色がきれいで新しい根も出てきた。さっそくインテリアバークをつけて着生を試みている。
 葉の表面はマットな感じで白っぽい緑なので銀葉系かと思っていたが、もしかしたら緑葉系なのかもしれないと最近思い始めた。どっちなのだろう。
 買ってからしばらくは葉にコシがなくてビロンビロンしていたが、ここ3年くらい室内で過湿に気を付けて育てた期間が長かったからか、葉先が硬くなって見ためがシャープになった。

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